お役立ち情報
 

  • 開業するには何が必要?
  • 売上や経費計上のポイントが知りたい!
  • 節税対策はどんなものがある?
  • 確定申告ってどうやるの?

 様々な疑問に役に立つ情報をお伝えします。

白色申告 青色申告 メリット・デメリットは?

白色申告とは

白色申告は、申告のための作業が青色申告よりも簡単でシンプルです。ですが、節税のメリットも少ない申告方法です。

青色申告は手間もかかるし、開業時には白色申告を選択された方も多いかもしれません。青色申告のメリット・デメリットと比較して、どちらが良いかを是非検討してみましょう。

また、2014年1月以降は全ての白色申告者に記帳と帳簿保存の義務が課されたため、以前ほどのメリットが少なくなっていまのすので注意しましょう。

 

白色申告の特徴

  1. 単式簿記で記帳
  2. 開始の手続きがない
  3. 特別控除なし
  4. 確定申告時には収支内訳書を提出
  5. 赤字の翌年への繰り越しがない
  6. 貸倒引当金の経費繰り入れは個別のみ可能
  7. 事業専従者の給与支払いは経費に繰り入れ不可

 

白色申告に向いている人

記帳方法や書類作成の負担が少ないので、その作業を避けたい人。しかし、帳簿記帳や保管が義務化された今では白色申告と青色申告の負担は依然ほどは差がなくなってきたため、敢えて選ぶ必要もなくなってきています。

 

青色申告とは

書類の提出等が必要となり、面倒ではありますが、節税のメリットがある申告方法です。

最大65万円の特別控除が受けられる他、赤字を3年に渡って繰越せる等、メリットが多いため、現在は白色申告でも今後は青色申告の選択も考えてみると良いでしょう。

青色申告の特徴

  1. 複式簿記で記帳
  2. 開始の手続きが面倒
  3. 特別控除 最大で65万円
  4. 確定申告時には青色申告決算書を提出
  5. 赤字の翌年への繰り越しが3年間できる
  6. 貸倒引当金の経費繰り入れは個別と一括
  7. 事業専従者の給与支払いは経費に繰り入れできる

 

青色申告に向いている人

記帳や書類作成の手間がかかりますが、節税のメリットを受け人。開業した初年度が赤字だったり、事業収入が少ない方も、青色申告にした方が赤字の繰り越しも出来るため、おすすめです。