様々な疑問に役に立つ情報をお伝えします。
許認可とは、特定の事業を行うために官公庁から受けなければならない許可のことです。ここで言う行政機関は、警察署・保健所・都道府県などが挙げられます。
許認可が必要な業種にもかかわらず、無許可で事業を行えば刑事罰が科されてしまう可能性があるので注意が必要です。
許認可は、5つの種類に分類することができます。
取得しやすいものから順番に、『届出』『登録』『認可』『許可』『免許』の5つとなっています。
例えば、飲食店であれば『許可』が必要となり、保健所に申請をしなければなりません。必要な事業と申請先はそれぞれ異なりますので注意しましょう。
また不動産業の場合は、都道府県または国土交通省から宅地建物取引業の免許を受ける必要があります。
免許を受けるためには、宅地建物取引主任者資格試験に合格する必要があります。
不動産業の申請には「事務所を持っていること」も前提条件としてあるため、開業する前に事務所を用意する必要があります。
対外的な信用を考えれば事務所を借りるのがベストですが、自宅を事務所にするのも問題ありません。
このように、許認可の申請は大変複雑で、分かりにくい部分も多いため、行政書士に依頼をするなど、プロの専門家に任せるのも良いでしょう。