様々な疑問に役に立つ情報をお伝えします。
小規模企業共済とは
フリーランスや個人事業主が、廃業や退職時の生活資金などのために積み立てるのが「小規模企業共済制度」です。
掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れもできる、小規模企業の経営者のための「退職金制度」です。
会社員には勤務先によって退職金制度がありますが、フリーランスや個人事業主にはこのような制度がありません。
こういった中で、一定の加入条件を満たし、掛け金を支払っていれば加入できるのが小規模企業共済です。
小規模企業共済のメリットとデメリットは把握して上手く活用できると良いですね。
小規模企業共済のメリット
小規模企業共済のデメリット
20年以上加入しなければ、損してしまうこともあるので、目先の節税効果にとらわれずに、十分検討をしましょう。
積立時の掛金は全額が控除額にできるので節税することができます。しかし、受取時には退職所得または雑所得として課税されることになります。つまり小規模企業共済は、「課税を先送りにする制度」だということもできます。
加入する際には20年以上掛金を払うことができるかについて、税理士などの専門家に相談して慎重に検討してみましょう。